喫煙禁止令
2006年 11月 07日
フランスは喫煙率がすごく高く、中でも女性の喫煙率が男性の喫煙率を上回っていて、10代前半で喫煙を始める若者も多いらしい。
どうみても14歳以上には見えない女の子を連れた母親が、親子揃ってぷかぷかタバコをすっている所を目撃した事もあるし、小さな子供や、妊婦の前で平気でタバコをすう大人も多い。
知り合いに女性に至っては妊娠中にも関わらずタバコを吸い続けて周囲をハラハラさせている。
法律の目的は、広く知られたタバコの害から国民特に非喫煙者を守る為なので、吸わない私としてはありがたい法律だけと、この法律に納得いかず、デモを始めた人たちがいる。
その主は、タバコ販売店の皆様。
こんな法律が施行されれば、売り上げ大幅ダウンは避けられないからもう少し時間の猶予が欲しいというのがこの人たちの言い分。
少し前、タバコ税が大幅に値上げされた時も同じようなデモが起こった記憶があるけど、国民の健康より自分の売上を優先させたいという姿勢を堂々と表明してしまうところに国民性の違いを感じるな。
by parisnews | 2006-11-07 21:11 | 今朝のニュースから